月曜日   仕組み革命  
  P14 平成21年12月14日(月)  

   現在進行形の仕組みの解説、その続きを書かなければならないのだけれども、大変興味深い出来事が仕組みがらみで起こったので、そのエピソードを今日は取り上げさせていただく。
 森鴎外という近代文学の大作家があるが、その愛娘に森茉莉という女流作家があったことは、あまり知られていないのではあるまいか。筆者も名前だけで、その作品を読んではいない。妖艶な内容のものであるらしい。
 そのことはともかく、この女性が仕組み的には重要な位置づけをされていることに関しては、かなり以前からわかっていた。それは太陽系の神の仕組みにかかわるものだったからである。太陽系の神の仕組みは二つあって、一つは太陽系が恒星であったときのアメノトコタチ(コトシロヌシ)大神のもの。もう一つは最初の恒星が壊れて、第一次の惑星を持つことになった段階でのワカヒルメ大神のものである。
 木星周軌道級の恒星であった星の神界で、ワカヒルメ大神は第二回目の仕組みに取り組まれたが、残念ながらこのときも失敗に終り、第二次の惑星を持つ現在の太陽系が生まれたことになっている。現代科学とは違う内容であるが、仕組み的にはそう説明されている。その神ワカヒルメ大神の申し子として生み出されたのが、森茉莉という方であった。最近になってそのことが判明したのであるが、その事実を明かすことは止められていた。まだ時期が早いから、というのがその理由であった。
 木星級の元恒星の周軌道には、かっての星の残骸がバラバラの星屑になって漂っているが、宇宙的にはそこは血の池地獄を構成している。その血の池地獄でのおぞましい役目に就かされているのが、森茉莉さんなのである。大変なお役目であるが、そのおぞましさを打ち消すような素晴らしいことが、十二月十二日に起こった。お許しが出たので発表させていただく。
 森茉莉さんのセット夫が見つかったのである。セット夫とは、日本で言えば赤い糸で結ばれている夫ということである。運命の夫婦と言えばいいのであろうか。宇宙では先天的につながれた男女が存在している。このことは夢のようなことと思われているが、宇宙的には必ずしもいいものではない。創造段階での作り間違いがあるからである。
 しかし、一緒になるになれなくされてしまった夫婦が、改めてお互いを認め合って結びつくことは、現在の仕組み上の課題としては、非常に重要なものとなっている。夫婦や子供の創造段階での誤りを正すのは、突然変異的な進化となることが、今の仕組みでは認められているからである。
 そこで森茉莉さんのセット夫は、斎藤秀雄という方であったということを、お知らせしておきたい。現実の人間世界での名誉毀損にならないことを願わなくてはならないが、このことは我々の宇宙では、最大級の慶事として扱われていることも、お知らせしておかなくてはなるまい。お二方はまだ我々に近い世代なので、嫌がられる情報かもしれないからである。 
 斎藤秀雄という方は、知る人ぞ知る世界の指揮者小澤征爾氏ほか、たくさんの音楽家を育てられた方である。門外漢の筆者が説明する必要もない方なので、これ以上書かないが、仕組み的には少し解説する必要があるだろう。この方は仕組み的には非常に有能な方で、筆者の師匠であった金井南龍師を現段階で越えておられる。
 ユダヤ系の霊界コースということにはなるけれども、仕組みの役目としてはコースは問題にならない。我々の宇宙を元宇宙とすれば、そのさらに元になる大元宇宙の次期代表の権利を確保しておられる。その方が森茉莉さんのセット夫だったのである。
 日本中の先祖方がわいた。森茉莉さんは、神界コースでの役目を太陽系でこなしておられる方で、コースが違うことの違和感がないわけではないが、思いがけないセット関係に皆が賛嘆したのであった。
 十四日の今日、お二人はスイスの教会で結婚式をあげられた。先行しておられたフィッシャー・ディスカウさんと金井お福さんの取り持ちであった。現地系の参列者はほとんどなかったらしいが、五千名ほどの日本人が押し掛けてお祝いしたとのことである。そして、その後が大変であった。
 お祝いや祝宴会の連続で、新婚旅行どころか二人きりになる暇もない。やむなく富士山の佐田の新幽界の拠点で、しばらくお休みいただくことになり、今もまだ二人きりで休んでおられる。今後の見通しは立たないらしいが、新婚旅行は太陽から宇宙のあちこちになるとのことである。その後斎藤さんは、大元宇宙の代表として立たれることになっている。
 
 
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