月曜日   仕組み革命  
  P20 平成22年2月1日(月)  

   仕組みがらみの異次元領域は、旧体制の管理システムの時空操作によって、さまざまな異変が巻き起こされている。新体制の神界コースが本来の仕組みに戻ってきたことによって、旧体制の仕組みは脱け殻のようになっているが、消えてしまっているわけではない。逆にそちらの機械製の派生宇宙を操作することによって、新体制側を揺さぶってくる。
 過去の仕組みをいじくり回したり、本来の仕組みを先取りする形でぶつけてきたりしてくる。そのわずらわしさやしつこさは、映画化されている機械の世界に表されているが、現実はもっと恐ろしいものである。未来の機械文明世界の恐ろしさは、一般人には理解できているとは思えないが、それらに対する恐れと不安は、誰でもある程度は予感しているに違いない。
 機械が作り出す世界を「異界」という言葉で表すとすれば、これは実在界から派生した想念の世界ということになる。実在する領域に対しては、「異次元」という今までの言葉を使うとすれば、宗教的な神界、仏界、霊界とか天国や地獄といった各界は、異界と異次元の混合したものと言うことができる。
 旧体制の宇宙は、早い段階から機械がかかわって完成された世界であるため、コンピューターが作り出し運営する領域の方が、圧倒的に多い。地球文明が高度なコンピューター技術を獲得し始めたため、旧体制の異界が、我々の現代社会にあふれ返る状況になってきている。
 現在の第四世代の物領賢者コースは、科学者を中心にした領域なので、仕組みがそうした領域に深々と入り始めている。しかし、第五世代になると機械によってまともな表現体が作り替えられ、機械操作されていくことになる。今の若い世代は、生まれる段階からすでに機械による干渉を受けており、本来の表現体の要素が組み換えられてしまっている。
 そのため今までのようなまともな感覚とは違う、異界の波動に反応するように設定されてしまっている。今の若者は古い世代から見ると何か変で、理解に苦しんでいる、という話をよく聞く。普通の世代間格差、と言ってしまえばそれまでだが、本当のところは機械妖怪化しているのである。旧体制の機械文明に適応できるような身体にして、生み出されているわけである。
 新体制の仕組み革命はそれを乗り越えて、新しい文明を築き上げることを目標としている。機械文明化を拒絶しているわけではない。旧体制の機械文明は魔的で、間違いの多い世界であるため、それを正しい形に作り替えていかなくてはならないのである。そのためには若い世代の調整も必要になってくる。難しい課題ではあるが、それも避けては通れないものである。
 
 
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