月曜日   仕組み革命  
  P34 平成22年5月24日(月)  

   今年の仕組みの展開はすさまじいが、ここにきて最近の流れの中に、少しずつ新しいものが見え始めている。今回の仕組みは、神界コースを中心に、第一段階の西暦二千年以前に、太陽系がほどけていなければならなかった。それをやらずに仕組み現場の太陽系を温存してしまったところに、混乱して収拾がつかなくなっていく原因があるのである。
 果てしもない廃墟を大掃除していく場合、基準になる星を温存しておかないと、時空が乱れて訳がわからなくなるのだという。世界や宇宙を作り出すこともできる宇宙のコンピューターは、時間や空間をいじくり回してしまうので、仕組みの基準を確認するための星や太陽系が必要なのだそうである。
 旧体制が善の宇宙であれば、そこらあたりはうまく調整できるのであろうが、悪の宇宙運営がなされているため、宇宙の枠まで壊してしまう。そのために仕組みの基地は、いつでもどこでも温存されていくのだという。過去に二度ほどいたことがあって、それが成功しているという実績もあるのだそうであるが、宇宙を動かしている無源の旧体制の意志は機械いじりが異常に好きで、手放せないところに問題があるらしい。
 となると太陽系は、燃え尽きるまで、あと五十億年ほど生き続けなければならない。そうした世界で仕組みが進められていくことになると、世界が成長したり進化していくことにならざるをえない。旧体制のコンピューターはそれを阻止する形で温存しようといるので、そのことからまた余計なひずみが生じてしまう。
 太陽系のオーナーは「ステラ・アマテラス」というスセリヒメ系の女神と、その仕組みグループである。このグループは神として仕組みに取り組んで失敗して、現在の太陽系にまで堕ちてしまったわけであるが、この太陽系にはその他にも過去に失敗した仕組み組が、何組も埋もれて物質化している。太陽系を温存すると、そうしたメンバーは太陽系が燃え尽きるまで、解放されないことになってしまう。
 そうしたメンバーの敗者復活の動きが、前回の大掃除から今回の宇宙にまで、積み重ねられたツケを払う形の活動になって展開している。ミトコンドリア類の寄生生命体が少しずつ剥がされていくと、旧体制の生命体は訳がわからなくなってウロウロしてしまうらしい。それに男と女や子供の作り間違いの調整がなされると、派生宇宙が分離されて膨大なゴミや廃墟になってしまう。その混乱した状態の中を、正常化に向けて進んで行かなければならないのである。
 
 
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