月曜日   仕組み革命  
  P38 平成22年6月21日(月)  

   先週の続きをもう少し書いておかなくてはならない。仕組みの導師として佐田につかれた女性科学者の方々は、全員スセリヒメ系であるという驚くべき事実がある。平和賞の方はキクリヒメ系であり、そこのところにも仕組みの皮肉とでもいうようなものが感じられる。
 旧体制の宇宙では女性科学者を作らない。女性は旧体制の男性や科学者にとっては性具(ダッチドール)に過ぎず、まともな表現体としては認められていない。宇宙の始まり段階で、男性が伴侶を魔神化(口が裂けている)して作り上げてしまったので、科学者がそれを機械人形にして調整しなければならなかった。そのために科学者と代表のセット女(奥方)の間に癒着が起こり、何かにつけて夫の代表との間に不具合が生じてしまう原因になっている。
 キクリヒメの場合は、セットのスサノヲと共に、初めからダッチドールとして作られているので、科学者との間に特別関係が生まれてしまっている。こうした領域からの表現体あるいは系統の分析は、それだけで大著が書けてしまうくらいのものがある。ここでは深入りを避けて仕組みの導師がらみのことに限定しておこう。
 地球の物質人間に女性の科学者が生まれてきているということは、太陽系の宇宙が一般の宇宙世界より進化しているからである。なぜそうなのかということは、仕組みが生きている宇宙だからという説明で、十分足りるのではあるまいか。仕組みとは宇宙の正常化運動であるので、旧体制の間違いを正そうとし続けているからである。ここまで来るのに長い長い宇宙時間がかかっているけれども。
 そのことはともかく、地球人類の中に女性科学者が生まれてきて、ノーベル賞といった特別な賞を受けることができるようにまでなった。しかし、スセリヒメ系がほとんどをしめているということは、脅威的なことである。五系統全体からバランス良く出てくるのが自然だと思われるけれども、これほど偏ってしまうということは、異常と言わなくてはならない。そこには特別な歪みがあると考えなくてはならないだろう。
 そこには前述したように代表オオクニヌシの奥方に始まる夫婦間の確執、そして科学者による女性のダッチドール化の問題が存在しているとしか思えない。旧体制では自然神の女神は非常に美しく作られている。男性が化け物のような姿をしているのと対照的である。男尊女卑の逆転現象が起こっているということなのであるが。
 ところが人間の女性の場合は、隠れた世界でその化け物のような神のダッチドールにされているのである。それに対して科学者は、そちらで美しい女神のダッチドールと遊ぶのである。機械が作る宇宙世界は表向ききれいなものにしてあるが、陰ではそうしたおぞましいことが罷り通っているのである。地球人類にもこれから機械文明のそうした波が覆って来る。防ぎきることはとても無理であろうが、どこまで改革できるであろうか。
 
 
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