月曜日   仕組み革命  
  P49 平成22年9月27日(月)  

   我々の身体の中には、数えきれないほどのウィルスが住み着いている。それはいったい何故なのだろう? 科学者はこの単純な疑問に答えを出しているのだろうか? 宇宙はカビから作られたとか、ウィルスが宇宙を作り出したという冗談のような説は、ちらほらあちこちで見聞きする。宇宙塵やウィルスが、我々の宇宙空間におびただしく蠢いている、ということはそれなりに認めざるをえないからであろう。
 その事実は、宇宙が果てしもない昔から生きられていて、廃墟と化しながら作り直されてきた、ということを示していることになる。それが実証出来ないだけのことである。宇宙のエネルギーを調べてみると、そうしたことが露になってくる。しかも少々の時間や空間ではなく、我々人間には考えられないほどの時空の彼方から、宇宙は延々と生き続けられてきているのである。
 そのことはそれでいいのであるが、問題は、それがまともな宇宙ではなかったところにある。昔からの宇宙を引き継いで生き続けていくだけのことなら、何ら問題はない。しかし間違った宇宙が作り出され、それが悪くなるだけ悪くなって、そのツケが果てしもない廃墟となって積み重なっているとしたら、耐え難い苦痛が伴う世界とならざるをえない。
 我々の世界は、生きているだけで何故かしら辛いということは、生きている皆が経験していることではあるまいか。一見楽しそうで豊かな世界に生きていても、どこかで苦しく辛い人生を背負わされている。そしてその理由がよくわからない。時代のせいにしてみたり、政治のせいにしてみたり、あるいは環境や出生のせいにしてみたり、それは様々であろう。場合によったら宇宙発生の源にその原因を見て、そちらを恨んでいる者もいる。
 筆者は、理由の無い苦しみをかき分けて仕組みに到達して、それで初めてそこらあたりの原因にぶち当たることになった。それからがまた大変であった。仕組みとはエネルギー原則と考えられるが、過去の宇宙のエネルギーの歪みが、表現体には耐え難いものとなっており、それを正すための方式のようなものが、仕組みという形を取っているのである。
 それが物質人間にまで割り振られていることは、今まで何度も解説してきたように、物質科学者が作り出した機械が宇宙を歪めてしまった過去があるからである。しかし、機械を上っ面だけで直してみても、すぐに歪んでしまう。過去のツケが重過ぎるからである。そうなると後は厚いヘドロエネルギーに直接迫るしか方法がなくなってしまう。それを発生の源まで遡る方法である。
 するとそれはエネルギー化した機械生命であることがわかってくる。そして、そのゴミへドロの中で蠢いているのは、過去の宇宙から生き続けてきた生命体であることもわかってくる。
 
 
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