月〜金曜日  異世界と先祖
平成23年6月27日(月)〜

 そして、永遠の時間や空間を使ってそうした世界や表現体を作り続けたため、今では本来の発生の源はなくなってしまって、廃墟からエネルギーを取り出さなくてはならない無様な姿となっている。
 そのことはともかく、機械によって生産される宇宙や表現体は、原型を元に大量生産されているので、似たようなものが山ほどある。それは現代の我々の世界でも見られる現実であるが、問題はそれが物だけではないところにある。最近ではクローンやiPS細胞などといった生命体のコピーも作られるようになってきたので、だいぶわかり易くなってきているが、そうしたことは昔から別な形で行われてきているのである。
 たとえば神や仏や先祖などでも分身分霊分骨などというやり方で、コピーやイミテーションを人間は作り続けてきたのである。神社やお寺に祭られている神や仏を別の場所に分けて祭るということをするが、同じものを分けているわけで、そのときには神仏のコピーやイミテーションが作られていることになるのである。それは神社や仏閣ばかりではなく、教会でも行なわれている。イエス・キリストや聖母マリアは世界中で祭られているが、それらはただの偶像のみではないのである。イエス・キリストや聖母マリアの分身分体が、その数だけ作られているのである。
 恐ろしい現実である。それがただのお人形の大量生産ならまだわかり易いが、それぞれの次元ではそれぞれの生命体の分身分体が生み出されて生きているのである。神仏にしたところで、天使とか聖人などでも同じ生命体が複数、場合によっては多数実在することなど、物質世界で生きている我々に考えられることだろうか? ところが異次元には存在しているのである。それでは誰がそんなことをするのであろうか? 旧体制の機械妖怪がそういう世界にしてしまったのである。
 神仏の場合はわかりにくいが、イエス・キリストとか聖母マリア、あるいは人間の先祖方の場合は考えやすい。たくさんのイエスやマリアがいるということは、彼らの身体がバラされて、コピー人形がたくさん製造されていることになるのである。一般にはそうしたことに考えは及ばないだろうが、仕組み調整して直接そうした神仏や先祖方に接触していくと、そうしたことが明らかになっていく。新体制で仕組み働きをする場合は、そうした分身や分体とか分骨というものも解消していく作業が不可欠なので、そうした浄化活動をするわけであるが、一度作り上げられてしまった世界を再構築することは非常に難しい。既得権益がからみついているので、容易なことでそうした改革を受け入れないからである。

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