火曜日   異次元回廊
P10 平成23年3月8日(火)

 以前仕組みがらみで富士山北口浅間神社と大正天皇のことを取り上げさせていただいた。その頃次の神社として伊勢神宮、出雲大社、北海道神宮が立て続けに出てきて、いよいよ後半の神界コースの仕組みが展開し始めた、と喜んだものであった。大正天皇に関しては、東京では明治神宮におられるとのことではあったが、そこは必ずしもふさわしい場所ではないということで、東京大神宮あたりはどうであろうか、といったことも案としては出されていたのであった。
 つまりとりあえず日本の主要な五カ所の仕組み神社を確保してから、それを縮図五十カ所へ広げていこうとする動きであった。いかにも仕組み的な動きであったので、さっそく伊勢神宮へ出掛ける計画を立てたのであった。元の主祭神であられたアマテラス大神は、大元系の自分の宇宙へ帰っていかれたので、その後を我々の元宇宙の系統である、十支族系の神に祭り代える神事となるものであった。
 神界コースの仕組みの第一期の段階で、元のご祭神が日本をオオクニヌシ大神にお返しになられたことは、拙著の「子神たち」にも報告しておいた。しかし、仕組みが進むにつれていろいろな変化が起こって、いつの間にか元のアマテラス神社に戻されてしまった。しかし、ご祭神の中味は変化していて元の神ではなく、旧体制の方に乗っ取られる形になってしまっている。
 それを我々の側に戻そうという動きが出てきたのであった。本来の仕組みアマテラス大神はもう戻っては来られないので、地元のメンバーを中心に正常化しようとする試みであった。伊勢神宮創建の立役者であられた倭姫にお入りいただいて、地元のご先祖や佐田組でバックアップしていくという形であった。
 倭姫は本来のアマテラス大神の分けミタマでもあられたわけだし、その倭姫の分けミタマの持ち主のリンという女神が、佐田組の中にいるので、そうした調整が出来るということになっていったのであった。「子神たち」でも紹介しておいたように、リンという当時の子神は、伊勢神宮がらみで佐田のもとに送り込まれて来ており、こうしたときのための配役であったのかと、改めて感心してもいたのであった。
 しかし、そうした動きは必ずしも新体制の仕組みではなく、旧体制のはめ手であることが出掛けてみてわかったので、そうした取り組みは中止されることとなった。その代わりに別の動きが進み始めている。仕組みを立て直すためには、どうしても正統派の動きが必要であって、それをどう調整するかが必要不可欠のものとなってくる。
 大和の仕組みの歪みは、改めてそちらのご先祖方にお願いしていかなければならないが、現代の仕組みの流れの中での天皇家の場合は、また別の取り組みが必要となってくる。明治天皇は初めから佐田がらみとなって、今日までもつれ合ってきておられるが、ユダヤ系であられるので、どうしても仕組み潰しの働きをしてしまわれる。それに対して大正天皇は天皇家本来の十支族系で、神隠しの特殊な感覚を持っておられ、仕組みに対しても理解の深いものがおありになる。
 昭和天皇の場合は敗戦の責任を問われて、靖国神社でその罪を償い続けておられるので不適格。ということになると大正天皇に皇居にお入りいただいて、再調整していただくのがいいのではあるまいかと、そのご意向をうかがってみた。するとその意志がおありになることがわかったので、貞明皇后と共にお働きいただくことになった。
 既に皇居にお入りになっておられるが、天皇家は古来仕組みのせめぎあいの中心となっている場所なので、そう簡単に事は進まないだろうが、新体制側からは相当大きな期待が掛けられているとのことである。今後が楽しみとなってきた。

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