火曜日   異次元回廊
P20 平成23年5月24日(火)

 三月度と四月度の佐田賞が授与された。三月度はマーガレット女史、この方は元鈴木大拙翁の奥方で、イギリスのドルイド系の流れに所属しておられ、仕組み的には隠された役目を務めておられた。もちろん鈴木大拙翁との絡みでの働きにおいてのことである。このことは以前紹介しておいたので、ここでは繰り返さない。
 興味深いことは、鈴木大拙翁には本来のセット女がおられて、その方との間に激しい競争がなされているということである。マーガレット女史は単独で宇宙の代表にまで上られたが、元ドイツ人であられたセット女の方は、まだそこまでの実力発揮は出来ずに、大拙翁の元で辛抱しておられる。一説ではセット夫が押さえ込むために立てないとも言われている。
 マーガレット女史に関しては、鈴木大拙翁と競い合って宇宙の代表権を獲得された功績に対して、佐田賞が授与されたわけであるが、そこには当然仕組み上の貢献があってのことである。というのはドルイドというのは、旧体制の行政府であって、仕組み潰しを専門とする組織だからである。その流れの中にあって、仕組みのために働かれた努力が報いられているわけである。
 四月度の佐田賞の方は、天皇家のお二方に授与された。元明治大神と大正天皇である。元明治大神と言う方に関しては、一般にはほとんど知られることのない方であるが、明治神宮におられる方ではなく、京都御所におられる方で、大正天皇の父上であられる。残念ながら表で働くことが出来なかった分、仕組み的には早い段階からひそかに務めておられたようである。
 佐田に対しては大正天皇からの働きかけで始まった動きであったが、元明治大神の方は、天皇家の陰から仕組みを支え続けておられたようで、そのレベルは大正天皇よりはるかに高い。明治天皇の方は佐田が仕組み働きをする前は、宇宙の星に上っておられたが、仕組みが進み始めてからは日本に戻られて、残念ながら旧体制の手先としての働きしか出来ないままでおられる。
 表の天皇族は皇族や貴族、さらには軍属、華族方のほとんどが、まだ十分には仕組みの流れに乗れずに漂っておられるが、護国の英霊の方々はそのほとんどが、仕組み働きに生き甲斐を見い出しておられる。神社庁神社行を進めていく過程でそのことの確認が出来ていくのであるが、天皇家も次第に真の仕組みに目覚めて様変わりしつつある。
 今回そのお三方の佐田賞受賞者の授与式に合わせて、表現体調整の特別宇宙が運営されたのであるが、その特別宇宙の代表は、鈴木大拙翁のセット女が務められた。毎日の仕組み宇宙で生命体が巡るため、いろいろな状態でおられる姿を、授与式にふさわしい人間に調整するための宇宙運営であった。お三方は立派な人間の姿になって帰ってこられ、開ける星での授与式に臨まれた。五月二十二日の日曜日のことで、全宇宙が注目する中での盛大な式典と、簡単なレセプションが催された。マーガレット女史は、自分の宇宙で改めて華やかな祝宴会をされたそうであるが、天皇組の場合は、皇居で護国系のメンバー方との祝賀会とはなったけれども、まだまだ完全な祝宴会というまでには至らないようである。何はともあれ、今後のご活躍が楽しみである。

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