火曜日   異次元回廊
P47 平成23年12月6日(火)

 仕組みは激動を続けてとどまる所を知らない。無限の果てしなさはもはや理解不能の段階を通り抜けて、いっそ爽快な領域へと拡大し続けている。無源の意志というものがあるとするならば、この宇宙に関しては当然あるとしなければならないのであろうが、機械遊びをここまでやり続けてまだ飽きない状態であることが知れるし、それがおぞましい色地獄を中心にしたものであったとしても、それが源の意志にしてみれば、こたえられないものとして今もまだあるとするならば、未開発状態であることも間違いないことである。
 ただしエネルギー原則的な立場から見れば、宇宙を構成する基本的なルールを無視すれば、世界が乱れて崩れてしまうのは当たり前のことであるが、いっさいの制約のない源にしてみれば、よけいなルールが邪魔になるのも当然のことかもしれない。そして、そこにあるのはレベルの低い欲望のうごめきでしかないとすれば、機械化し、色地獄化し、嘘やごまかし、盗みや乗っ取りは当たり前、果ては脅しや呪い、いたぶり殺しまくるなど悪の極みが現出される。
 悪がはびこれば、善のエネルギーが対極に立ち現れて来る。必然的な流れであるが、悪の宇宙運営で廃墟と化せば、その領域を正常化しようとする意志も現れる。それも無源の意志であるが、仕組みとはそのエネルギー原則的な働きでもある。悪極まれば善となり、善極まれば悪となる道理である。悪のみでは生きられず、善のみでも生きられない。偽善偽悪がはびこるゆえんでもあるが、それらもまた耐えられないものである。
 善悪のエネルギーバランスは三七、七三の形が好ましいとされている。そして巡るという考え方が必要であるが、旧体制には永遠の絶対支配に対する欲望はあっても、交代して巡るという余裕がない。支配してとどめる意志が強烈過ぎて、硬直してしまっている。その結果が機械まかせの色地獄というのではあまりにも情けない。しかしそれが現実で、果てのない宇宙は廃墟化した色地獄の使い古しでしかない。
 今仕組みはそれを打開するために激しく躍動している。巡る宇宙のシステムが導入され、進化止めの呪力がほどかれ、男が女に、女が男に、子供が大人に、大人が子供へと巡り始めた。エネルギーから諸力の精、動植物への進化、そして旧体制では有り得なかった人間から神への進化、そしてさらには神からエネルギーへの循環。画期的な改革が進められている。
 十神界の公平な立場の確立と、その十神界のすべてを巡ってそれぞれの領域を共有する形が目指され、エネルギーと表現体の立場も交代するという、今までの宇宙にはなかった試みも成され始めた。宇宙の創始者とそのグループの復権復活も成され続けているが、これも旧体制にはないものである。
 こうした改革が宇宙に受け入れられて、今や怒涛のごとく廃墟がよみがえり続けている。その激しさに押されて調整に乱れが生じているのが現状の姿である。その流れのなかで生まれている興味深いエピソードはたくさんあるが、旧体制の復権復活の嘘つき呪いの偽情報の整理がつかないので、それらの報告はもうしばらく見合わせるしかない。

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