火曜日   異次元回廊
P48 平成23年12月13日(火)

 宇宙浄化宇宙変革の仕組みは神界コースの第二段階を昇り続けているが、ここにきて少しずつ具体的な変化の形が見えてきている。三週間前に予兆的にとらえて勇み足をした情報は、半分は正しいものであり、そのはっきりした結果も出てきたので、そこらあたりの事を今回は再確認しておこう。
 今回の仕組みの段階は、巡るということが主なテーマであるが、その巡り方に今までなかった形が導入されている。それは表現体と裏のエネルギーが交代するという形である。無源の領域には表現世界を支えるための特殊なエネルギー領域があるが、旧体制はそれをすべて機械エネルギーとして使い果たしてしまっていて、そこに書き込まれた記録や記憶を掃除することも出来なくなってしまっている。
 本来それは宇宙運営が終わった段階できれいに掃除しなければならないものである。ところが創造者グループがそれを怠って隠れ潜んでしまったため、濁りが残る形が定着し、それがさらに機械化されてしまって廃墟化が定着することになってしまった。それは廃墟の機械妖怪体制の確立であると同時に、無源が死んだくれ宇宙としてはらわたを晒した姿でもある。その間違いを正常化するために、どれだけの宇宙のメンバーの努力が払われていることか。
 仕組みを進めれば進めるほどそのことの現実を思い知らされるが、成功しているケースは少ない。成功して進んで行ったケースでも、果てしない廃墟機械妖怪体制の絶対的支配に敗れて、投げ出して再び廃墟と化している。そうした宇宙の屍がるいるいと我々を出迎えてくれる。そうした領域を引き受けて、妖怪体制と戦いながら仕組みは進行していくのであるが、我々の宇宙がそうした宇宙を乗り越えて行けるのは、我々の新体制宇宙のシステムがよそのどこより優れているからである。
 今回も、レベルの高いところで食い潰された宇宙がこなしきれなかった課題に、我々の宇宙は敢然と立ち向かい、その実績を上げつつある。それは表現世界とそれを支える陰のエネルギー領域との交代という課題であった。それは表現世界で生きたメンバーが、裏方のエネルギー領域に引き下がるということを意味する。今までは巡るといっても表現世界で姿を変える形で巡るだけだったが、今度は背景の何もないエネルギーのようなものにならなくてはならない。表に生まれ出ることのない無源亜層に引っ込まなければならない。
 それはそれで好ましいことであるという考え方もあるが、現状は必ずしもその思いを実現させてはくれない。つまり表現世界で生きることに疲れた者達は、誰でも発生の源に帰りたがる。筆者もそうであったが、残念ながら帰るべき源は機械に食い潰されてしまって皆無となっており、帰るに帰れない亜層があるのみである。しかもその領域も機械に侵されてしまっている。その領域は機械の書き込みエネルギー領域となっており、おびただしい記録や記憶のヘドロが沈潜して腐り果ててしまっている。そのエネルギーと交代するという恐ろしい課題が、今回のテーマであった。
 仕組みに疲れ果て、生き終え続けて来たメンバー達が、ここに来てそちらと交代し始めた。本来なら源に帰る道筋であるが、そこは機械ヘドロがとどこおっている廃液領域でしかない。しかし、そちらで延々と機械エネルギーとして使い古されてきた領域は、表に出てまともな生命を生きたがっている。今まで正式に表現世界で生きたことのない彼らは、その交代を歓迎して喜んで表に出てくる。しかし、表現世界からそちらに消えて行かなくてはならないメンバー達には、相当の覚悟が必要となる。
 それでも働き終えたメンバー達が今、大挙してその儀式に取り組んでいる。その先陣をきって勇敢にそちらに向かったメンバーは、ギリシャ神話で語られたウラノス大神が率いるグループであった。ひと宇宙を連れての交代であり、そのことを実現するために働いたのがギネヴェーレであった。アーサー王宇宙ははじめ宇宙系列であり、彼らと仕組みでかかわりを持っていたからである。そしてそののち、アーサー王宇宙もギネヴェーレ宇宙と共に、交代して裏方に回った。
 今もどんどん交代が続いているが、佐田賞を受賞した方々やその宇宙の半分は、既に交代を終えている。初めはそれが寂しいことのように思われていたが、最近ではその気持ちが反転している。積極的にその課題に取り組まなければ、新しい段階の仕組みをこなすことが出来ないことがわかってきたからである。そうしたことの具体的な動向については、今後の報告の課題としておこう。

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