火曜日   異次元回廊
P67 平成24年5月8日(火)

 南米アルゼンチンの革命家チェ・ゲバラさんが、北米合衆国のアパッチ系インディアンの流れイロクオイさんの後を継いで、佐田の科学者組の導師になられてから一年半ほど(平成二十二年十月十六日)になる。イロクオイさんは今では全宇宙でトップを競うほどの実力を身につけておられるが、あとを引き継いだチェ・ゲバラさんも少しずつ仕組み事に慣れてこられて、今では生前の革命活動の続きを再開するところまでに至っておられる。
 イロクオイさんはインディアンだのアパッチだのと言われたり、書かれたりするのを嫌っておられるようである。負けたことが悔しいということと、それが恥ずかしいということのようであるが、こちらとしては必ずしも悪い意味で書いているわけではない。言われることはわかるけれども、そのコンプレックスが今の彼を支えていて、宇宙での大活躍を生んでいることを思えば、こちらとしてはむしろ誉れ高いことのように感じられるのであるが、ご当人はそうではないらしい。
 チェ・ゲバラさんの方はつい先頃まではバラされて、機械部品に使われてこちらに嫌がらせをするような状態であられたが、先日宇宙の体制が旧体制から新体制に切り替えられてからは、まともな身体に戻られて、生前の革命活動に復帰されたとのこと。
 彼の場合は中南米革命が目指されていたとのことで、必ずしも世界的なものではなかったと言っておられる。キューバ革命を成功させてからのち、中南米の解放に取り組まれたが、簡単にやられてしまったという印象がある。何にやられたのかと言えば、土俗的な呪い宗教に太刀打ちできなかったということであって、必ずしも政治的なものではなかったらしい。
 つまり中南米の古い宗教は魔的な呪術を駆使するもので、今でも相当強烈なものがある。中南米という地域はアトランティスの科学者領域にあたっており、旧体制の宇宙科学が土俗的な呪術宗教に変貌して表に出たものだと思われる。現在の神々との仕組みがらみの交流を通して確認することもあるけれども、魔神と言ってもいいほどの神々なのである。
 そうした魔的な旧体制との戦いを、今のチェ・ゲバラさん(当地流ではドン・ゲバラ)は始められたらしい。それは生前の彼が相手にした異次元の敵であったということで、ここにきて改めて革命活動を再開されたが、それは継続であるとしつこく言ってこられる。ということは彼がやられたのは異次元の神レベルの存在でもあって、そちらと戦うことができるだけの実力を身につけられたということを意味している。
 しかし、まだまだ中南米の膨大な旧体制の科学者組織を打ち破ることができずに苦労しておられる。まどわかしてたぶらかす科学者の操作は、土俗的、原始的に見えても、その背後には機械がある。宇宙規模のその組織を超えるだけの実力を養わなければ、これからの旧体制科学との仕組み的な戦いは無理である。
 ドン・ゲバラが中南米で戦っていた外来系のケツァルコアトルグループは、過去の仕組みの潰れ潰し組で、宇宙の仕組みの進展によって、先日の五月六日に脱落して旧体制組の中心に再編入された。その組のククルカンイザナギ組やレテルイザナミ組も共々に引きずり落とされて、苦渋をなめさせられておられる。この組の仕組みメンバーもいじくり回されていて、先日レテルさんは本来はケツァルコアトルのセット女で、ククルカンのセット女はスルキさんといって、筆者とは古いおつきあいがあり、このコーナーでも紹介したことのあるブラジルのイザナミであることが判明した。
 とにかく父神と母神の仕組みメンバーは潰すためにいじくり回されていて、それを正常に戻すのは容易なことではない。全宇宙の仕組みを二度完成させたことのあるケツァルコアトル大神は、本来はオオクニヌシ系であるが、潰された後はイザナギ系に作り替えられてしまっている。ククルカン大神はその分身とされている面もあるが、元は人間で、父神の仕組みの先導役であったはずであるが、潰されて訳がわからなくなってしまっている。
 中南米の神々はレベル的には仏界次元であるため、中南米の仕組みが潰れたあと、アジアに移行して釈迦の仏教として引き継がれた経緯がある。そのため現段階の縮図日本にも分体グループがあって、仕組みに取り組まされているが、ケツァルコアトル組が沈み込んでしまったこともあって、現地系のドン・ゲバラ組に委託する形になりつつある。南米の佐田の仕組みの拠点に居を据えて、ドン・ゲバラは生前からの革命を継続する意志を鮮明にされ、潰れ潰しから潰し潰れにまで落ちたケツァルコアトル組との戦いに取り組み始めておられる。
 彼の元にはかっての革命仲間が集まり始めているとのことだし、ケツァルコアトルの分身分体組も集結して、旧体制の中心核を形成した機械妖怪との戦いは熾烈なものになり続けている。ドン・ゲバラは生前のように鉄砲を使っておられたが、効果がないとのことなので、光の剣を提供したのであるが、まだ使い切れずにおられる。仕組みの宇宙革命は地上の共産革命とは違って、それなりのトレーニングが必要なのである。

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