火曜日   異次元回廊
P96 平成24年12月11日(火)

 第七台の仕組みの課題は、第六台のものとは比べ物にならないほど厳しいものである。やればやるほど波状攻撃的に押し寄せてくる。しかも規模やパワーが増してくるのである。その流れや形式は基本的には同じであっても、その規模やエネルギーの総量が桁違いに大きいのである。
 それに対処することが総合先導役には初めからできていたが、宇宙の方がしばらくもたついていた。しかし、ここにきて次第に慣れてきてこなせるようにはなりつつある。周辺にはゴロゴロここらあたりで行き詰った宇宙が沈み込んでいる。それらの宇宙を起こしながらの進行である。
 再起して独立する宇宙、こちらに合流する宇宙、旧体制化する宇宙など、その変化はいろいろであるが、我々の宇宙はそれらとは別に、こちら独自の宇宙領域を拡大することで、歪んだ世界を作り変えていく道筋を進んでいる。独立する宇宙は当然彼ら独自の宇宙を目指していて、やり直しをするために我々から分かれて行くのである。
 第七台ともなると、かなりこちら正統派の仕組みグループの方に、形勢が傾いているように思われる節がある。プラスとマイナスの対極となるグループがあるのだけれども、その勢いはプラスの仕組み組の方が強いように感じられる。それは今までにはなかったことである。その感じからいくと、第十台で一つの形が完成するのではないかと思われてくる。それがどんなものかはまだ明確にはできないけれども、かなりの確率でその一つの形を完成できるのではないか、という気がし始めている。
 ただし、それを成し遂げるには、まだまだやらなければならないことが山ほどある、という感じではあるけれども。たとえば色地獄の問題、あるいは機械化の問題、さらには嘘つき呪いの支配体制の問題。現段階では、大きく分けるとその三つくらいになるけれども、それは第六台の時のものとは違っている。第六台の時には、創造段階での作り間違い、たとえば女の作り間違い、子供の作り間違い、宇宙運営の過ちなどが主な関心事で、それらを正すことに主眼が置かれていた。
 第七台の現段階では、それらのことは前提条件としてこなされた上での、さらなる正常化への課題として、前記したものが前面に出て来ているように思われる。それらはすべて科学文明化していく現在の我々人間社会の問題でもある。妄想か幻想のような仕組みではあっても、しっかりと現実に根ざしたものではあるのである。

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