火曜日   異次元回廊
P112 平成25年4月9日(火)

 仕組みは信じられないほどのスピードで発展している。それは基本的には善いことではあるが、非常に危険な状況でもある。そのペースについていけない場合は、潰れてしまうことになるからである。そうして潰された仕組み宇宙がゴロゴロ転がっているような廃墟の処理をしながら、我々の宇宙は急速に拡大しながら進んでいる。当然その影響は地球の仕組み現場にも現れるわけで、現時点でも善い面と悪い面が同時に現れている。
 地球の物質人類の場に仕組みがあるにもかかわらず、現場の人類がそのことを知らないまま事が進行しているのは、何度も解説してきたように、先導役が人生道に課題を置き換えて仕組みを処理しているからである。人類は無自覚のまま仕組みに参加し続け、課題をこなし続けていることになる。このことは何度も公開解説してきたので、無断使用の非難を受けることにはもうならないと、こちらは考えるようになっている。知っている者は十分知っているからである。それを伝えずに封じ込めようとする動きの方に、大勢が偏っていることにこそ問題があるわけで、こちらに責任があるわけではない。
 そのことはともかく、仕組みは困難な段階を乗り越えながら新しい領域を切り開き始めている。今までには確認できなかったプラスエネルギーで構成されている宇宙で、マイナスエネルギーで運営されている我々の宇宙とは違う世界が存在していることが確認され始めている。そこまでやっとたどり着いたのであるが、その進行を阻止するための旧体制側の妨害や悪逆非道の激しさは、今までにはないもので、非常に厳しく危険である。それを乗り越えないと目的は達成できないが、その困難も拡大増加しているので、今まで以上の努力が必要となってくる。
 それを乗り越えるためには、仕組みに対する意識改革、固定観念や既成概念の変革など、相当厳しい課題をこなさなければならない。それはたとえば天皇家の仕組みに対する正常化(これはほぼ達成された)、女性変革(これは少しずつ進行している)、宗教改革(仏教改革が異次元で始まったばかり)などといった難題が、その他にもたくさん横たわっている。第二段階目の仕組みは半分を過ぎたところで、大きな峠は越えたけれども、第三段階目を控えての後半戦が残っている。
 科学と自然の死闘、幻想妄想錯覚といった機械による撹乱操作との戦い、正しい生命進化への道筋、人間の生活環境の整備、異次元との調整、その他あげたてればいくらでも出てくる感じであるが、そうしたもの全てに関して正しい目標を立てて進まなければ、厚い旧体制のマイナスの壁は破れないし、越えられない。しかしその可能性は大いにあるので、困難でも投げ出さないで努力するほかはない。

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