火曜日   異次元回廊
P114 平成25年4月23日(火)

 四月十九日(金曜日)、浄土宗開祖の法然仏界大神に佐田賞が授与された。授与式はいつものように開ける星で行われたが、そこでの祝賀会のあと、総本山の知恩院、皇居、そして増上寺でも祝賀会が行われた。
 法然さんとは増上寺で巡回行の度毎に佐田はお会いしていて、カショコ仏界神行に関しても増上寺から始めてもらった経緯がある。増上寺は徳川家の菩提寺であると同時に、公武合体がらみで天皇家ともかかわりがあり、そちらにお参りする都度、法然さんとはお話し続けていて、仏界革命に関しても賛同していただけていた。
 禅宗の白隠仏界大神に関しては、それ以前に佐田賞が授けられていたが、法然さんの場合は巡回行が進むにつれて、仕組みの理解が深まっていって、カショコ大神の神行が始まると共に、仏界大神へと大成していかれた。真言宗の開祖である弘法大師や真宗の開祖親鸞、その他の開祖方の悪あがきとはまったく違う爽やかな転身であった。予言されていた仏教改革の見本のような見事な働きで、カショコ仏界神行を脇から支えられた働きが評価されての佐田賞であった。
 ということは逆に言うと、カショコ大神の仏教改革に対する日本仏教界の反発抵抗が、いかに大きいものであるかを示しているということでもある。白隠大神の場合は直感的に受け入れて、カショコ神行に同行しておられるが、他の開祖方は今でもなお反抗し続けておられるようである。仏教改革を待ちわびていた僧侶方はもちろんたくさんあって、そうした方々は当然協力して進められてはいるが、まだまだ反発は多いようである。
 それほどショックが大きい出来事ではあるが、男に変えられていた迦葉仏(本当は如来)が、釈迦の衣鉢を継いで仏教改革に乗り出したことは、予言が成就することであって、このことに関しては大方の賛同はあるようであるが、既得権益が失われることへの恐怖感が反感を呼び覚まして、愚かしい抵抗となっているようである。これはカショコ大神の今までの神行の感想であるが、そこらあたりのエピソードを神行毎に書きたいのであるが、許可が出ないのでここで少し書かせていただいた。あまり恥さらしな真似はしないでもらいたいものであるとは、同行している白隠さんの思いであるとのこと。
 白隠さんは今では大黒天大神、法然さんは増長天大神、増長天とはクニトコタチ系の神であるが、一般語にまでなっているように、増長しやすい性質があるとのことで、増上寺の開祖酉誉上人がそのことを心配しておられた。もうその気配が感じられるとのことで、そこらあたりは仏界の背後に妖怪界があり、宇宙を支配していることの影響があると思われるので、そこらあたりを忘れないでおいていただきたい。これは賞をお授けして仕組みにご助力いただいている、佐田からのお願いである。

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