火曜日   異次元回廊
P123 平成25年6月25日(火)

 現在の激動する仕組みは、まるでアベノミクスで乱高下を繰り返す株価のような感じである。アベノミクスが仕組みを反映していると言った方が正確なのだろうが、それを政治家向けに言うことは禁句のような気がする。政治家と言えば田中角栄元首相に面白い動きがある。
 田中角栄氏に関しては、仕組みごとで新潟に行ったときには、いつも何らかの接触があった。初めの頃は筆者が島根県出身なので、竹下登元首相のことがあって、そのことばかりが表面に出ていた。竹下氏は角栄氏の子飼いの裏切り者であったので、そこらあたりが話題になったものであった。その頃は竹下氏は神となって宇宙へも昇っていかれる進化組であったため、角栄氏も遠慮しておられた。ところが感心させられたのは、筆者の意見に耳を傾けるという柔軟性をもっておられたということであった。
 角栄氏は弥生系で、同系の上杉謙信公と張り合っておられたが、そのこともあってか佐田には好意的であった。上杉謙信は武田信玄と未だに川中島で戦争していて、そのことから離れられないという、つまり地縛霊軍団として日本の歴史を彩ることに専心しておられるようで、仕組みに対しては冷淡だった。それは武田信玄公も同様で、甲府あたりに行くと大喜びして信玄公はお出ましになるが、やはり戦争がお好きな地縛霊軍団であられる。独眼竜伊達政宗公も同様で、先日も何かが気になったらしくてお呼びがかかったが、こちらも忙しいので中身を確認する余裕がなかった。筆者は地縛組の先祖方にも結構人気があるのである。
 それはともかく、田中角栄氏はここに来て急に頭角を現してこられた。今までは日本列島改造のツケを払わされることで精一杯で、他のことまで気が回らなかったのではないかと思われる。なぜそう思うかと言えば、日本中の街々を巡り歩いている筆者に、意見を聞いてこられていたのである。特に新潟駅のことに関しては熱心で、その改造法などに関心をお持ちであった。その成果は今の新潟駅を見れば簡単に理解できよう。
 弥生人種とは、アトランティスの生まれ変わりとして日本の仕組みにかかわっているグループのことである。西郷隆盛公もこの組であるが、公武合体第二幕の異次元革命が成功して、その流れが世界に引き継がれていった後を受けるようにして、田中角栄氏も動き出されたようである。アトランティスの末裔の一派であるケツァルコアトル組の生まれ変わりとして位置づけられる弥生族は、世界から日本に持ち込まれたスセリヒメの仕組みの名残りではあるが、ここにきて日本の仕組みのさわりになり続けている。それを打開する動きが、日本から世界へと引き継がれた仕組みの動きに反映されている。
 角栄氏が西郷隆盛やビスマルク、あるいはヒットラーやサッチャー女史のように宇宙で大活躍する大物として躍動できるかどうか、それは今後の努力次第ではあるが、その動向が注目されるまでになられた。喜ばしいことである。先行組がくたびれて勢いがなくなっている今、チャンスの目は大きく広がっている。

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