火曜日   異次元回廊
P132 平成25年9月3日(火)

 宇宙の行政府の顔である天皇家の背後に老大神一家がいることは、以前に解明しておいたが、正常化した天皇家の背後でアメノミナカヌシ大神がうごめいている。旧体制は仕組み潰しの宇宙でもあるので、常々その設定がされているのであるが、現天皇家にもその予備調整がしてあるようである。
 大和朝廷は仕組みを天皇家から追い出した。そのツケが残っていて、二回目の現在の仕組みも外に出たままである。今の天皇家には直接の仕組みはないのであるが、行政府の顔としての立場はある。それは大和のヒツジヒメ神界、現天皇家のクニトコタチ神界の二神界のことで、それは宇宙十神界の内の二神界を担当している意味合いがある。
 この二つの神界は、宇宙の行政府を長い間担当しているためその弊害がひどくて、その祟りのような歪みが仕組みに被さってくる。この太陽系の宇宙では、直接の支配体制である老大神一家によって行政府は牛耳られ、背後操作されている。その行政府である天皇家の仕組みの調整がなされたのであるが、その背後から老大神一家の顔が現れ始めた。
 日本にはアメノミナカヌシ神話があるが、そのアメノミナカヌシは実はクニトコタチ大神なのである。天皇家の神典「古事記」では独り身の神となっているが、セットのヒツジヒメ大神が魔神であることと、そちらの方が格上であるため隠してあると思われる。仕組み的にはアメノミナカヌシのセットの女神は、大聖母と呼ばれていて、中国では西王母ともなる。
 天皇家の後継者には女性のスセリヒメと男性のオオクニヌシが準備されている。どちらも行政府の系統ではない。ということはその代には仕組みが終了してしまっているからではあるまいか。日本の天皇家は宇宙の行政府の顔ではなくなるわけであるが、スセリヒメとオオクニヌシは宇宙の主セットの系統である。スセリヒメにアマテラスを被せれば最悪の世界支配体制、オオクニヌシにニニギノミコトを被せれば、アメノミナカヌシとなる。
 どちらも老大神の野心の現れで、仕組みが食い潰される恐れがある。もっともその時には行政府の仕組みは水星に移るので、天皇家が直接仕組み潰しの働きをすることにはならないだろうが、天皇家が変容することは間違いない。この形は日本ばかりではなく、宇宙のどこで実験してもその形になるのだそうである。要は仕組まれているということなのである。

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