火曜日   異次元回廊
P134 平成25年9月17日(火)

 仕組みは新段階に入り始めている。二千十二年以降の展開と言えば言えるのかもしれないが、大きな節目を越えた後の未経験の領域に入ってきたように思われる。そのことはともかく、仕組みに成功した後、旧体制に食い潰されて逆に仕組み潰し役に回されてしまっている大きな宇宙があることは、何度も解説してきたけれども、その中の盤古組とケツァルコアトル組に面白い動きがあった。
 盤古とは中国の神であるが、元はツングース系で、各地に展開していった大きな勢力の一つである。現地のロシアはもとより、北欧神話を形成しているし、西ヨーロッパではフランク王国ともなっている。南にさがって盤古組となり、アメリカ大陸にも入っているような気がするけれども、その確認はまだ取れてはいない。
 その中の盤古組が現在の仕組み潰しの急先鋒となっており、中国に拠点を置いて日本潰しに目の色を変えている。ところが面白いことにそのフランク王国組の中に、アガサ・クリスティがいたのである。日本では宮地水位や笹目仙人といった盤古組がいて、沈んでいくツングース宇宙を懸命に支えていたが、支えきれずに苦しんでいた。そんな時にアガサ・クリスティが再起してきたのであった。
 西郷隆盛と常にセットで登場していた彼女は、今までその出自は確認されないままで、なぜ西郷氏と共に出現するのかわからなかったのであるが、ここにきて彼女は潰れたツングース組の正統派であることがわかってきた。その彼女が仕組み潰しで潰れていくツングース宇宙を支えて立ったのであった。九月十三日のことであるが、それと同時に西郷隆盛もケツァルコアトル宇宙を支えて立つという快事があった。
 西郷隆盛氏は弥生系であって、その出自が中南米のケツァルコアトル組であることは、以前からわかっていたことではあるが、その組も盤古組と同様過去に二度仕組みを成功させているグループである。しかしながらそれ以降はくたびれて投げ出してしまっていて、逆に仕組み潰しの強力な組織として使われてしまうことになった宇宙なのである。しかし、彼らの中には正統派が残っていて、仕組み働きをしているメンバーもいるのである。そのメンバーが鮮やかに立ち上がるという出来事があったのである。
 もちろん沈み込んでしまっている宇宙を引き上げることは容易なことではなく、両方とも霞宇宙と呼ばれる実体の薄い世界でしかなかったけれども、それでも宇宙を率いて立ち上がり、立派に宇宙運営をするという快挙が成し遂げられた。もっともその後はまた沈み込んでしまっているようではあるが。
 アガサさんも西郷さんも早い段階で仕組みの先導役である佐田と繋がって、仕組み働きをし始められた方々であるが、もう一つ成果があがらないので、何故なのかと不思議に思っていたのであるが、それが仕組み潰しの中心になっている宇宙のメンバーであったとなると、なるほどと納得させられる現実ではあった。今回は一段階レベルを上げての活躍で、大変な課題を抱えての取り組みであったが、大きな成果をあげられた。まだまだ厳しい大掃除は続いていくが、今後の活躍が期待される。

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