月〜金曜日   アーサー王と仕組み
P3 平成25年4月25日(木)〜

 何があったのかとお聞きしてみると、富士山にアーサー王組の魔法使いマーリンが乗り込んできて、追い出されてしまうのだと言われる。そしてご自分は元のオオヤマヅミの自然神機にされて、マン島へ行かされているのだという。徳川家康や仏教改革のことに関心が奪われてしまって、肝心の宇宙の行政府の顔である天皇家の問題がおろそかになった感じであったが、ツキジデス大神までが出現して、引継ぎを迫ってくるという事態にまで事が進行してくると、もうただではすまない展開になってしまう。
 ましてやアーサー王までが巡回行がらみで現れ始めると、もう事が大きくなり過ぎて、日本の天皇家のための巡回行だけではこなせなくなってくる。そこらあたりを引き継げと言ってきたように思われて、仕組みが宇宙レベルで拡大し続けている影響が、地球現場にも及んできたことが感じられたのであった。巡回行も最終段階に入ってきて、公武合体の天皇家領域の調整はほぼ終了しかかっていて、それで関連する次の問題が引きずり出されてきていることになっていたわけである。天皇家問題も日本の行政府だけでは終わらずに、世界にまで発展していく流れが現れてきたことが、そこから次第に理解できるようになっていったのであった。アーサー王が明治神宮にまで出向いて、仕組みの引継ぎ式に取り組み始めるという展開になってしまっては、またツキジデス大神までが引継ぎを迫ってきているという展開になってきてみれば、否応なく仕組みは世界レベルでの扱いになるしかないからである。
 アーサー王の問題は、そうした巡回行がらみになって進行し続けているわけであるが、アーサー王の出現は三月二十八日の第三十八回目のことで、四月に入って一日の次の巡回行のときに、盛大な引継ぎ式が行われた。アーサー王は五百名の随員と共に皇居から明治神宮、富士山、そして京都御所へと巡って行かれて、日本から世界への引継ぎ式をされたのであった。ギネヴェーレ、吉宗、ナントスウェルタ、マーリン、ヴィヴィアン、ランスロット、円卓の騎士といったそうそうたるメンバーによる宇宙的な儀式であった。
 日本側は大和の天皇家の仕組み組、木の葉セット、現天皇家の方々が対応され、日本での儀式が終わると、イギリスへ渡っての儀式へと進行し続けていくことになったのであるが、それが一気に進まないところに仕組みの難しさがある。というのも日本にも徳川家康のからみとか、仏教改革など複雑な問題で仕組みがもつれているように、世界でも様々な要素が拡大した形でうごめいているため、混沌とした展開となってしまって、簡単に成立できなくなってくるからである。
 アーサー王問題一つにしても、まだ彼らは二つに分裂している状態で、子供のモードレッドを擁立するマーリンやヴィヴィアン組が、ギネヴェーレや吉宗、ナントスウェルタ側と対立していて、マーリンが正常化しようとする天皇家の押さえ込み乗っ取りをやめないので、アーサー王が英王室で彼を処罰しなくてはならなくなる、といった展開になっていったのであった。
 そういう仕組みの流れとは別に、アーサー王は我が子探しに目の色を変えていて、アレキサンダーやイエス、あるいは男装の女の子安徳天皇にまで会いに行っては、どなりつけるようにして確認を迫っていくのだった。彼はモードレッドから逃げまくっていたが、それはまだセット女であるギネヴェーレとのあいだの正式な子供ではなかったからである。はじめ宇宙の一つであるアーサー王組の仕組みにおける位置づけは、地球人類の仕組みに対しては宇宙年齢五才レベルの中間地点にあって、まだ正式な子供としての認知ができない設定となっている。
 創造段階での不具合、女の作り方の誤り、ばらばらになった生殖器と子供の問題、それらを正常化するための仕組みの中間段階で、もがき苦しむドラマがアーサー王伝説となって展開されているが、それは今でも引き継がれた形で宇宙にまで及んでいる。それは象徴的な仕組みのイメージ体のドラマであって、パターン化されたものの一つなのである。今の地球人類の神界コースのメンバーが先導する仕組みは、宇宙では既に十歳に成長しているので、その部分、つまり本身と半身と生殖器の問題はこなされて正常化しているけれども、五才の旧体制の地球レベルではまだこなしきれない状態での混乱が続いている。その象徴的なドラマの一つがアーサー王伝説なのである。

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