月〜金曜日   公武合体 第二幕 (異次元革命) 続続
P3 平成25年4月5日(金)〜

 その日の明治神宮は穏やかであったが、大宮の氷川神社では、徳川家康二セット(セット女が現れていた)四名と、十手の家族七名(両親と子供五名)と、幽界の佐田の本拠地から関連のメンバーがやって来て、成り行きをうかがっていたが、その時は何事も起こらなかった。しかし次の二月十日の第三十四回からは、事態はさらに進行して、徳川家康組は前の老大神主二セットの他に、家康仏界神がセット女と共に姿を現していた。人間の徳川家康の独立体も別立てにあるからであったろう。
 しかし、それと同時に別の問題も現れ始めてきていたのだった。老大神主が潰した体系宇宙の各段のメンバー達、つまり独立宇宙、最上界、基本宇宙の潰れた代表達のことであるが、佐田の元に集まっていた子神たちのなかに数名、それに光の会の会員の親神など、まだ確認しきれないいろいろのメンバーが集まり始めていた。その日の上野の東照宮には吉宗公も見えていたが、外の方で展開を眺めているような感じであった。慶喜和宮セットは、常にお見えになって調整し続けておられて、公武合体組も少しずつ和み始めていた。
 その日の増上寺では、開山さんが仏界神コースへの思いを語られ始めた。初めは拒絶感でいっぱいであられたが、前回の女神迦葉の衣鉢問題が展開してからは、考えが変わっていかれたようであった。女神迦葉(わかりやすくするためにカショコ仏界神と呼ばせていただくことになっている)はその日もお出ましになられて、仏教改革の意思表示をしてくださった。もちろん女としての立場からであった。
 そのための仏界神行をしていただくことになったのであるが、インドではまだ早いということで、まず日本のお寺五十ヵ所で務めていただくことになった。初めはきっかけとなった増上寺からということで、二日後の十二日から始めていただくことになったのだった。その具体的な記録は、光の会の方で、お立会いいただいている鬼子母神のお言葉として公表されている。(有料)
 二月十二日の第三十五回目のときには、徳川家康公は宇宙の仕組みのみではなく、日本の仕組み潰しにも深くかかわっているらしい、ということがわかり始めた。天皇家の大和の仕組みばかりではなく、その下のアイヌ、ツングース、前出雲、弥生、縄文という、日本のスセリヒメの仕組み全部を埋め込んでいるように思われた。徳川家康という身体そのものに、先祖方の素材の一部が埋め込まれている、そんなことが感じられたのだった。そのことの明確な確認はできなかったが、家康公とのお付き合いが延々と続くことになる、そんな予感を感じての巡回行となっていった。
 それはともかくその日の増上寺では、カショコ大神の仏界神行の初日とあって、大歓迎のにぎわいであったが、旧体制側は逆に大反対しているとのことであった。ところが開けてびっくり、カショコ神行はとんとん拍子で進行することになっていったのであるが、この問題は公武合体第二幕とは違うものなので、これ以上深入りすることは避けたい。整理の都合上別立ての報告にしていくしかない。
 公武合体の本筋に戻すとすれば、西郷隆盛さんが久々に人間としてお降りになって、勝海舟さんと交渉しておられたが、仕組みのイメージ体としての人間になると、まだまだ怒りが消えない状態であるとのことであった。人間体の西郷さんは巡回する佐田についてこられて、増上寺では貞恭庵で和宮とお茶をお飲みになるなど、公武合体本体組とは和やかな雰囲気であられたようであった。明治神宮でも大歓迎の歓待を受けられたとのことであった。
 それは三月十八日の第三十六回のことであったが、三十七回目(三月二十三日)になると、またまた妙な動きが出始めたのであった。外野で眺めている感じだった吉宗公が動き出し、ナントスウェルタ大神がらみでアーサー王までが出現するという、驚くべき流れになっていったのであった。ここからは項目を変えて、アーサー王伝説の分野で取り上げることにしよう。

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