月〜金曜日   公武合体 第二幕 (異次元革命) 続
P2 平成24年12月7日(金)〜

 明治天皇と昭憲皇太后は十月十五日に出身宇宙に復権復帰されていたのであるが、その日の巡回行では、そのことの影響が全体に出ていて、各領域が大変にぎわっていた。天皇家の正常化の進行が仕組み的に進んでいくことは、当事者にとってはこの上もなく喜ばしいことで、地上の関係各領域でどんな反発や封じ込め、あるいは無視が続こうと、そんなことはほとんど問題にならなかった。異次元に確認をとってもらえれば、それで解決がつくことだからである。
 その一方で、徳川家康公の失敗がこの段階で明確になった。公は正当な宇宙ではなく、旧体制の宇宙へ引き込まれ、身体を壊されて待避領域(旧体制の創造領域)に埋められておられた。それを掘り起こして日本に引きずり出したのであるが、自力で戻るためには相当な努力が必要であったため、それからかなり苦労をされていた。
 この日で興味深かったことの一つに、会津白虎隊が正常化しているという情報であった。明治天皇すり替えに反対していた会津藩は、今でもその戦いを続けていて、白虎隊も記念館に残っていたが、この時から宇宙に昇ることが許されたとのことであった。公武合体の再調整のための戦いは始まったばかりで、まだまだ各地での混乱は収まってはおらず、いろいろな動きとなって巡回行にからまってきている。
 またその日の確認によれば、慶喜公と和宮も、出身宇宙である元宇宙に復帰し続けておられるということであった。そうした動きのなかでの旧体制の反発もものすごいものがあって、大正天皇と貞明皇后は逆に迫害を受けて、代用系(振替太陽系)や代用宇宙に引きずり込まれ、いたぶられる状況になっているとのことであった。コノハの大神(天皇家を守護する元北口本宮富士浅間神社のコノハナサクヤヒメ大神)も、セットで同様の迫害に悩まされておられるとのことであった。
 その次の二十三回目の巡回行は、十一月十日の土曜日のことであったが、上野の寛永寺では徳川家康公の回復がおもわしくない、という現状の確認がなされた。かなりのダメージを受けてしまっておられたようで、天海上人によって日光に封じ込められて、身動きできない状態にされておられるようであった。佐田の巡回行のために呼び出されているだけで、自力でお出ましになることはできなくなっておられるようであった。
 どうしたらいいのかという問いかけに対しては、課題をきちんとこなすようにという返答をするしかなかった。つまり途中で投げ出した六大要素の過程を、正しくすますことが必要であったからである。やっているという返答であったけれども、結果が出ていないので、こちらとしてもそれ以上どうすることもできなかった。こちらとしては、旧体制の呪力をほどいて調整する、という巡回行の課題をこなすことで対応する以外に、方法はなかった。
 その日の増上寺では、総合先導役の新しい段階の新兵器として開発された、「佐田のハゲの薬」を皆様方に提供するという、お祭りのような儀式があった。ハゲの薬に関しては、佐田は以前から宇宙で提供し続けていたが、髪より草が生えてしまうので、あまり使われなくなっていたのであるが、新段階に上がってからは佐田の新エネルギーで、大きな効果が上がるようになっていた。その佐田特製のハゲの薬を、関連の皆様方にご提供させていただいたのであった。もちろん有料で、高額のものであるが、その処方箋にはそのためのお金を確保する方法も、明記してあるといった特殊なものであった。
 仏あるいは如来とは、仏界の科学者、つまりハゲなので、その関連の皆様方にはそのハゲの薬は有効なのである。ご本尊の阿弥陀如来をはじめとする皆様方が大喜びで、宇宙で有名になったそのハゲの薬を、ためしてみられたのであった。仏界神へのコースに切り替えて、正常化し続けておられるご先祖の方々のやんやの喝采のなかで、開祖の酉誉上人もお飲みになられた。即効で生え始めるその効果に驚いておられたが、旧体制の逆襲でまた元に戻ってしまうことにはなってしまう。あくまでも自力で新生脱皮への道を進まなくては完治はしないけれども、調整への心構えをする契機にはなるので、受け入れることができる方々には試していただいたのであった。

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